家電の中でも、テレビ、冷蔵庫、洗濯機は
かつて3種の神器と称された電気製品でしたし、
現在でも生活必需品とされています。
ここでは、近年の日本の家電製品に見られる動向を紹介します。
従来より、電機メーカは商品ごとに機能性に優れた特徴を兼ね備えた
ヒット商品の産出をすることで、技術革新を進めてきました。
かつては、米国の巨大なテレビ製造メーカを買収するなど、
日本の技術力が世界にアピールされた歴史が確かにありました。
そして、世界のテレビ市場は日本製一色になるのかと、
世界の同業他社を驚愕させた勢いがあった程でした。
ところが近年では、単に価格競争で
しのぎ競わざるを得ない傾向に変わってきています。
日本の電気製品は、価格だけでなく品質第一を重視し、
市場を巻き返えしてきた背景もあり、
この間に日本製ブランドは幸いにして
低価格市場には巻き込まれずに済んだ時期もありました。
しかし、この価格競争の波は、留まるところを知らず、
最近特に薄型テレビをめぐる市場動向は、その典型的な例であると言えます。
中国などの豊富で安価な労働力が生んだ電器製品にはもはや価格では勝てず、
市場から離脱せざるを得ない状況にまで追い込まれているのです。
日本の電機メーカーは、これまで以上に試行錯誤し、
徹底的なコスト削減の元で、海外製造などにより販売拡大に挑んできましたが、
もうすでに採算が合わないレベルにまで達している状況にあります。
かつて日本でのテレビ市場がそうであったように、
米国の高価なブランド力のある製品よりも、
同じ機能であれば安価な製品を顧客は求めたのです。
テレビ製造の技術革新が、米国から日本、
そして新興工業国に移っていく理由がここにあります。
新興工業国では、主に先進国の生んだ技術を
コピーして製造する立場にあるので、
日本は次の新しい電機製品を早く世に出していく立場にあるのです。
これには電機メーカーなどの企業が、特許や裁判などの防御で、
ある程度解決できるものと思われますが、
今の日本経済の状況で、企業にそこまで資金に余裕のある会社は
どれだけあるのかが、懸念されるところでもあります。
ちょっと今回は難しい話をしました。
しかし、日本の製品を見るとやはり技術力の高さを感じます。
このサイトは黒家電と呼ばれる
AV機器などを多く扱っているサイトですが、
機能の説明を読んでいると驚くほど沢山の機能が詰め込まれているのです。
そんな技術力の高い日本を誇りに思いたいですね。